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メリット
- ご自身の血液由来成分を用いるので、大きな副作用なく治療を行うことができます。
- 自己修復が難しいと考えられる組織においても、修復を促すことが期待できます。
- 従来の治療法(保存療法)が著効しない方にも、一定の効果が期待できます。
- 関節、筋、腱、靭帯など多くの運動器に対して治療を行うことができます。
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デメリット
- 自己修復力に依存しているため、修復プロセスが働かずに効果が得られないことがあります。
- C型肝炎やB型肝炎ならびにAIDSなどの感染症を発症している場合は治療できません。
- 社会保険や国民健康保険などの医療保険を利用することはできず、費用が高額です。
- 採血部や注射箇所に一時的な痛みや皮下出血が発生する可能性があります。
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治療の注意点
- 細菌感染を防ぐため、注射部位は清潔に保ってください。
- 注射当日は注射部位を濡らさないようにしてください。翌日から浴槽につけていただいて結構です。
- 注射後の数日間は血流の良くなる行為(長時間の入浴、サウナ、飲酒、激しい運動など)により、痛みが強くなることがあります。
- 悪性腫瘍を患っている方、妊娠中の方、感染症検査(HIV、HBV、HCV、梅毒、HTLV-1)で陽性の方は、本治療をお受けいただけません。
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患者様の権利
- 患者様には治療方法を選択する権利があり、本治療は様々な治療方法の1つです。
- 本治療を選択しない場合であっても、他治療の選択を何ら妨げるものではありません。また本治療を選択しないことによって、患者様が不利益等を被ることはありません。
- 患者様には治療に関する情報の詳細を知る権利があり、診療時間内に医院へ問い合わせることにより、必要な情報を開示いたします。